「イライラする」は英語で何?Part 2

「イライラする」は英語で何?Part 2
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前回に引き続き、「イライラ」に関する単語を紹介します。今回は、迷惑行為や騒音等にイライラする単語です。ではスタート!

まず単語として、botheredannoyedirritatedexasperated です。イライラレベル弱→強の順番で並べています。では一つずつ見ていきましょう。


botheredは、一番イライラ度が低く、軽い不快感を表します。日常のちょっとした迷惑や邪魔に対して使います。例文はこちら。

I was bothered by his rude comments.

私は、彼の失礼なコメントにイライラした。

Are you bothered about what people think?

あなたは、他の人が考えている事にイライラするの?=人の目が気になるの?

I can't be bothered to cook tonight.

今夜は、料理するのが面倒だな

can't be bothered to〜で、「〜するのが面倒くさい」という熟語です。コレは絶対によく使うヤツ!!笑


annoyedはbothered よりもイライラします。ここからは、明確に「苛立ち」が出てきます。何かに邪魔された時によく使います。例文はこちら。

He was annoyed by the constant noise outside.

彼は、外でずっとしている騒音にイライラした。

He looked annoyed when the meeting was delayed.

彼は、会議が遅れた時にイライラしたように見えた。

この場合のthe meeting was delayed.は、文脈によって、開始時間が遅れた場合にも、会議自体が延期された場合にも使えます。


irritated はイライラレベルは中程度で、「神経に触る」ニュアンスが含まれてて、(悪い意味での)刺激があるという時に使います。騒音や、人の癖、臭いに対してのイラつきによく使われます。この単語は、身体的不快感にも使えるのが特徴です。例文を見ていきましょう。

She was irritated with her colleague for arriving late again.

彼女は、同僚が遅れてきた事にイライラした。

I felt irritated by the constant buzzing noise.

私は、ずっとしている(虫の飛ぶ音)ブンブン音にイライラを感じた。

His eyes were irritated by the smoke.

彼は、煙のせいで目に不快感を感じた。(意訳)


最後の単語は、イライラ度MAXのexasperatedです。コレはめちゃめちゃイライラしています。もはや怒っています。我慢の限界が来て、堪忍袋の尾が切れた状態です😡 一般的な怒っているangryより強い+怒っているというよりも「苛立ち、うんざり感」の方にフォーカスがあります。例文はこちら。

She was exasperated with her children for refusing to clean their room.

彼女は、子供たちが部屋を片付けない事に対して、憤慨していた。

“I can’t take this anymore!” she said, clearly exasperated.

「もうこれ以上は無理!」と彼女は言った。明らかに激怒していた。


こうやってみると、イライラという言葉の中には、落胆したり、怒ったり、不快だったり、色んな感情が混ざっているんだなぁと実感しますね。次回は、そんな複雑な感情を表現する単語を紹介します!