Don't touch my mustache.の話

Don't touch my mustache.の話

Don't touch my mustache. : 私の口髭に触らないで。

ある夜、ダーリンが作ったご飯を食べていた。私が「ご飯ありがとね。」と言ったら、「どういたしまして。」と言われた。

うちのダーリンは日本語が結構できる。昔頑張って勉強したようだ。

以下、夕食時の会話の続きである。

ダ:昔、「どういたしまして」がなかなか覚えれなかったんだよね。
私:じゃ、最終的にどうやって覚えたん?
ダ:Don't touch my mustache.🥸
私:は?笑
ダ:Don't touch my mustache.って少しこもった感じで、もごもご言ってみ?「どういたしまして」に聞こえるから。
私:・・・いや、聞こえないけど?笑

聞こえる聞こえないは別にして、アメリカ人もこういう風に日本語を覚えるのか、と結構衝撃だった。タモリさんの空耳アワーや、関ジャニの英語伝言ゲーム(の横山君とか村上君)と一緒ではないか!逆バージョン!

人間というものは、違う言語を理解しようとする時、自分の言語の中で似た音の物を探すのか…

すごいな!

ちなみに私はこういう発想自体がなく、丸暗記するタイプなので、素直にすごいなと思うのである。

以下、会話の続きである。

私:(ちょうど夕食が終わったので)じゃ、「ご馳走さま」もそんな感じで英語にしてみようや!
ダ:うーん、何に近いかなぁ…
私:goat cheese so summer(山羊、チーズ、とても、夏)はどう?🐐
ダ:いい感じやん!

変な夫婦である。笑


この1週間後に義母が泊まりに来た。そういえば〜とこの話をしたら、義母も乗り気になって、「じゃぁ、私は『いただきます』を考えるわ!」と。義母は日本語は話せない。

彼女が考えた「いただきます」はこちら↓

Eat the duck he must. 🦆: 彼はアヒルを食べなければならない。

ぜひ、英語っぽく早口で言ってみて下さい。いただきますに聞こえます。👏

ダーリンのDon't touch my mustache.が一番微妙な気がするわ…笑