3歳〜3歳半の子供への接し方

3歳〜3歳半の子供への接し方
Photo by Alvin Mahmudov / Unsplash

前回の3〜3歳半の子供の発達に続いて、今回は子供にどうやって接していけばいいかをメモに残したいと思います。参考文献は前回と同じ、Sally WardさんのBaby Talkです。子育てされてる方の一助になればと思います。

本当に子育てって大変ですよね…子供は可愛いけど😆


  • この時期の子供は、他の子供と遊ぶ事がとても重要になってきているが、それでもまだ、親との2人だけの時間から得るものはあるので、1日30分、子供との時間を取ろう。子供に新しいクリエイティブな遊びを紹介したり、子供の遊びを広げてあげよう。
  • 定期的な子供への注目は、子供の情緒の安定に繋がり、やって良いことと悪い事、やらなければならない事等を話し合う良い機会となる。これによって、親も子もフラストレーションが減るはず。
  • 子供の「なぜ?」には答えてあげよう。
  • 3歳〜4歳の間に半数以上の子供は、音節や単語を繰り返す「どもる」期間がある。これは至って普通であり、子供によって数週間から数ヶ月続く。子供は自分が言いたい事を言葉にしようと一生懸命で、本人は同じ音節や単語を繰り返している事に気づいていない。
  • 特にこの「どもり」が起きた時は、子供の話し方に注目してはいけない。「ゆっくりもう一度言ってごらん」、「大きく息を吸ってもう一回言ってごらん」と言ってはいけない。むしろこれらは逆効果。なぜなら、子供は自分がどもっている事に気づいていないから。
  • 子供との30分は静かな場所で1対1のコミュニケーションとする。
  • その30分は常に子供に主導権を握らせる。今何の話をするのか、どれくらい過去や未来の話をするのか等、全て子供に決めさせる。
  • 決して子供に何かを教えようとしてはいけない。子供は、自分がその瞬間に興味がある事に関連した会話であれば、色んな事を学ぶ。色や数字などの概念も、子供が興味を持った時に教えればよい。時期を待つべし。
  • 子供の年齢に適したおもちゃや遊び道具を与え、どうやって遊ぶかを見せて子供が遊べるように手助けする。遊びを通して、いろいろな新しい単語を使ってあげる。遊んでいる最中は、子供のリードに任せる。大人自らが介入しすぎない事が重要。
  • 子供が作った物に対して褒め、認める事は子供の自信に繋がる。
  • この歳の子供は、歌うこと、ダンス音楽やリズムが大好き。擬音語もまだまだ好きなので、面白い音を真似し合うと良い。
  • この時期には、子供の話す文章の長さについて気にする必要がないほど、子供はきちんと話せる。わからない事は聞いてくるし、大人が言った事を繰り返す事もできる。でもまだ、子供に話しかける文章の中で新しい単語を使って、それを説明する事は子供にとって良いだろう。
  • 前述した「どもる」時期を超えたのであれば、もう子供に対してゆっくり話す必要はない。
  • 子供が言い間違いをした時は、注意せず、大人が正しい文法で子供が言ったことを言い直す。それは絶対に「そうだね」から始まり、普通の会話のトーンで言い直す事。
  • 子供の言った事や聞いてきた事に対して、さらに情報を付け足して膨らませて返答すると良い。
  • 子供に質問や提案をすることは、子供が考えたり、何かを解決するのに役立つが、やりすぎない様に注意。大事なのは、子供が答えられなかった時、何かを解決できなかった時は必ず質問した大人が自分で答えを言う事。決して子供に答える事を強要しない事。

娘は今、上に出てきた「どもる」時期なので、気をつけて接していきたいと思います!!話したくても言葉が出てこない!うーんうーんと一生懸命考えている姿を見て、頑張れ!と心の中で応援しています。笑