push one's buttonの意味は?

push one's button:誰かを(わざと)怒らせる

この表現を直訳すると「誰かのボタンを押す」ですね。そこから転じて、誰かの怒りのボタンを押す=誰かを怒らせるという意味があります。見えているボタンを押すので、「わざと」というニュアンスが入ってきます。

この表現はNetflixで見つけたのですが、文脈としてはこんな感じでした。(長いです。笑)

メインキャラクターの1人が長い就活の末に、結婚式の受付の仕事が決まります。でも当日結婚式に遅刻。代打として、ある子供が受付の仕事をやる事になりました。

メインキャラクターはやっと掴んだ仕事だったので、遅刻したけれども、仕事を全うしようとします。でも、その子供も「これは俺の仕事だ!お前は遅刻したんだからやる資格なし!」と2人で張り合うんですね。仕事を奪い合ったりしてね。

そして最後には、仕事だけではなくて、結婚式のイベントのダンスでも競い合います。💃笑

そんな中、メインキャラクターは言います。

This kid is pushing my button.

この子供、俺を怒らせてくるんだよ。

この表現は子供に使われる事が多いそう。まぁ、子供だしね…笑

こんな表現もあります。

He is a button pusher.

彼はよく人を怒らせる。

button pusherでボタンを押す人。一般的によく人を怒らす人の事を指します。わざとね!


アメリカの結婚式の受付は、小さい式だと日本みたいに友人や家族がやったりしますが、大きい式だと人を雇います。

今回のメインキャラクターは雇われた受付係ですね。ちなみに英語で結婚式の受付係はusherといいます👰🤵

受付といっても、ゲストを誘導したりもしてたので、日本でいうと式場スタッフみたいな感じかな?

ドラマを見ると英語だけじゃなくて、文化や慣習の違いもわかるのでオススメだす!(楽しいしね。笑)